フィリピン留学で効率的に英語を伸ばすためのポイント7選

study tips海外情報
スポンサーリンク

私は日本の高校を卒業した後、「海外大学に進学する」という目的で6ヶ月間フィリピン・セブ島に留学していました。

↓私がフィリピン留学で得たレベル

  • 日常会話程度の英語レベルまで上達
  • 海外大学進学に必要なIELTSスコア(6.0)取得

(※元々は英語は話せなかったです)

 

その後、海外大学に進学→海外インターンシップも体験しました。

 


フィリピン留学は私の人生のターニングポイントだったと実感しています。

 

そんな中、「フィリピン留学に行っても英語が伸びなかった」という人も結構いて、「どうしてだろう?」と、疑問を持ったことから前回の記事でフィリピン留学で英語が伸びない人の共通点という内容で記事を書きました。

今回は私の経験を元に、「効率的に英語を伸ばすには?」という内容で紹介します。

 

効率的に英語を伸ばすには?

ポイント① 留学に対して、はっきりした目的やゴールを掲げる

明確な目的やゴールを持っていないと、留学期間中にバケーション感覚になったり勉強よりも遊びに集中してしまうケースがあります。

留学に行く際、3つのことに着目することが大事かと思います。

  • あなたのフィリピン留学に行く目的は何なのか
  • そこで何を得たいのかゴールは何か
  • その目標は手に届く範囲か

 

手の届く範囲内の目標「限られた時間内に自分はこれを達成する!」というのを明確に持つことで、常にモチベーションをアップしたまま留学に臨むことが出来ます。

 

そうすることで、勉強するときは思いっきり勉強する遊ぶときは思いっきり遊ぶ!と、勉強も遊びもメリハリをつけて充実した生活を送ることができると思います。

 

natsu
natsu

ちなみに私は、「海外の大学に行くために必要なIELTSのスコアを留学期間内(6ヶ月以内)に必ず取る!」という目標を掲げながら留学に臨みました。

そのお陰で、11日を有効に活用し、常にモチベーションをキープしながらメリハリのある生活を送ることができました。

 

ポイント② 学校選びを慎重に!

学校選びに失敗すると、その後の留学生活も結構苦労すると思います。留学初心者にとって、数多くある語学学校から自分に合う学校を選ぶのは大変ですよね。

 

そこで、本気で英語を上達させたいと思っている方には2つのことを考慮して頂きたいです。

  1. 日本人の比率
  2. 受講するコース

 

1. 日本人の比率

日本人の比率は低ければ低いほど良いです。(多くても全体の30%以下が望ましいかと思います)

 

日本人が比較的多い学校が安心と思う方もいるかもしれませんが、留学期間は限られています。せっかく英語を話す機会があるので、11日をどう過ごすかがキーです。

 

確かに最初はホームシックになったり、日本語を恋しく感じるかもしれません。

 

natsu
natsu

私の通っていた学校も日本人比率が低くて、最初は何で一人でこんなところに来たんだろう、とホームシックになりました。
ですが韓国人、台湾人、ベトナム人、中国人、などの多国籍の人達に囲まれ、嫌でも英語で話さなければならない環境だったので、いつの間にか日本の事を思い出すことが逆に少なくなっていきました。

また、毎日英語だけを聞いていると、2週間ほどである程度英語が耳に入ってくるようになり、英語学習が楽しく感じてきました!

 

英語だけを話さなければならない環境に身を置き、英語漬けの毎日を送ること

それが英語上達への近道だと思います(※できれば他国籍の比率も平等の方がバランスが良いです。)

 

natsu
natsu

気になる語学学校が見つかった際には国籍の比率を確認しましょう。

 

2. 受講するコース

どの語学学校にもスパルタ制からセミスパルタ制、ELCコース、IELTSTOEFLの試験対策コースまで、様々なコースがあります。「コースがありすぎて選べない、どのコースが1番英語上達に役立つか分からない」という方もいるかと思います。

 

英語が全くもって初心者の方はELCか一般英語をとる方が多いです。

ですが、「中学までの英語は大丈夫、ある程度の英語力がついており、世界で通用する英語を身につけたい」という方はIELTSもしくはTOEFLに特化した学校を選ぶことをおすすめします。

 

その理由がこちら↓

IELTSやTOEFLコースは、主にスピーキング・ライティング・リーディング・リスニングが問われる、世界でも人気を誇る英語検定資格です。

140カ国以上の多くの国から認定されており、海外大学進学や将来海外で活躍したいと考えている方は必要になってくると思います。


「日本でよく知られているTOEICはどうなの?」
とのことですが、
TOEICコースは、実は日本や韓国などでしか推奨されておらず、内容としてもリスニングやリーディングなどの暗記形式テストがメインなんです。

その一方、IELTSやTOEFLはスピーキングやライティングに集中した内容の英語検定資格ですので、その資格試験を勉強しながら自然と世界で通用する実践的な英語を身につけることができるのです。

 

もちろんTOEICに比べて難しさはアップしますが、アウトプットに特化した英語を学べるということを考慮すると、将来絶対に役立ちますし、自身の英語上達にも繋がります。

 

難易度が高い分、それを専門に教える先生方は良い学校を卒業していたり、既にそのIELTSやTOEFLで高得点を取得しているなどと、優秀な成績を収めている講師がほとんどです♪

 

またIELTSコースに特化した語学学校にも、いくつかは点数保証コースがあります。

(↑私はIELTS特化の学校に通ってたのでそれを踏まえて書いてます)

点数保証コースがある学校は、期間以内に目標としていたIELTSの点数が取れなかった場合、以降は無料で授業を取ることができるんです。

点数保証コースを扱っている学校は、それほど講師や環境、学校全般に自信があると思います。

 

natsu
natsu

私の通っていた語学学校もIELTS点数保証コースがあり、海外大学・入学率100%を誇る名門校でした。講師の質も良く、英語が聞き取りやすいだけではなく、教え方もすごく上手です。ネイティブ並みの英語レベルを持ち、私のIETLSの点数、そしてスピーキングやライティングを含み英語全般的に上達したのを実感しました。

 

私の通っていた学校(SMEAGクラシック校)を例にすると、授業は朝から夕方までビッシリ入っており、毎週土曜日はIELTSの模擬試験がありました。その模擬試験で躓いた問題を授業で先生と一緒に復習するので、着実に成長出来たと実感しました。

 

平日は夜9時、週末は夜11時の門限あり。リクエストを出せば、外泊可能でした。ただ、スパルタ制度のキャンパスではなかったので、そこまでストレスに追い込まれずに多少の自由はあったので良かったかな、と思います。

 

最初でELCや一般英語コースで1ヶ月ほど基礎的な英語レベルを身につけ、ある程度英語が伸びてきた後にIELTS/TOEFLコースに移る方ことも可能です

 

エージェントは通したほうがいいのか??

「できるだけ多くの情報が欲しい、確実に自分に合った学校を選びたい」という方はエージェントに相談しながら決めるのが安心かと思います。エージェントの方が情報量はあります。

エージェントを選ぶ際も下記を参考にしていただければ良いかと思います。

  • フィリピン留学をメインで扱っているエージェントの方が情報量は多め
  • 100校以上の提携校があるエージェントだと選択肢が広がる
  • 自分のニーズに合わせて学校をいくつか紹介してくれる(最低4~5以上)エージェントが好ましい

 

ポイント③ 適切な留学期間 ー 短すぎず、長すぎず

最初の1、2週間が苦しいかもしれませんが、徐々にその生活に慣れていき、英語も少しずつ聞き取れるようになってきます。

個人的な意見ですが、

– 自分の言いたいことが少しずず言えるようになるのが1ヶ月~1ヶ月半後
– 自分の言いたいことにもっと自信を持って相手とコミュニケーションを取れるようになるのが3ヶ月半~4ヶ月後でした。

 

natsu
natsu

短くても最低3ヶ月留学して、自分の成長が目に見えてくるかと思います。(個人差はあります)

また、フィリピン人もネイティブではないので、簡単でシンプルな英語を使う人がほとんど。なのでフィリピンで上達できる英語レベルにも限りがあります!

 

私自身も6ヶ月滞在していましたが、途中でIELTS資格もゲットし、英語も日常会話ができるまで伸びたので… 目標達成した後の最後の1ヶ月は今までのモチベーションを保つのが難しかったです。

 

ある程度英語が伸びたら、英語圏に行き、ネイティブの人達と会話をすることが次のレベルアップに繋がると思います。

 

なので、3〜4ヶ月間集中して英語漬けになるというのが理想かな、と思います。人によっては2ヶ月で飽きた、と言っていた方もいましたが(笑)

 

ポイント④ 授業中はアウトプットに集中し、予習・復習もしっかり!

何度も口を揃えて言っていますが、英語上達の近道は積極的に英語を使ってアウトプットすることです。

特にフィリピン留学のマンツーマンの授業は、世界で最高の英語学習教材!!だと私は思います(笑)

 

どんなにめちゃくちゃな文法の英語で話しても、たった一人の先生にしか見られておらず、それプラス間違った英語は厳しく直されます。

 

グループ授業では他にも生徒がいるので自分のスピーキングを十分に発揮するのは結構勇気がいるかもです。私もかつては、グループ授業で英語を話すのはあまり得意ではなかったです。なのでマンツーマン授業では、できる限りたくさん英語を話すようにしてました!

 

また、授業だけではなく、空いた時間や自習時間もしっかり予習・復習することが更に効果的です。

なぜなら、文法や単語の暗記によるインプットが後々アウトプットに繋がるからです。

毎日新しい単語や言い回しに出会うので、間違った文法や単語もしくは新しく習った文法や単語は放っておかずに、その日のうちにしっかり頭に入れておくことが大切です。

 

その日でたくさん復習しても、悲しいことに数日経つとまたすぐに忘れてしまうのが現実です。私の脳ミソって何ですぐ忘れるのかな~と落ち込んだりすることもありました(笑)

natsu
natsu

継続的に復習することが一番効果的!

 

ポイント⑤ 多国籍の生徒やフィリピン人講師とプライベートで遊びに行く

私は、日本人の人達よりも多国籍の人達と過ごす時間が多かったため、それが一番自分のスピーキングやリスニングアップに繋がったと思います。

 

やはり英語を沢山アウトプットできる機会を自分で増やしていくことは、自分自身の英語の上達に繋がります。語学学校の生徒はネイティブではなく、自分と同様英語を学びに来た留学生です。なので恥ずかしがることはありません。

 

授業合間の時間や食事時間、プライベートでも多国籍の人達と一緒に過ごして、自分からどんどん積極的に話しましょう!

 

また、フィリピン人講師と生徒の関係は結構緩く普通に一緒に外出できます。私もよく週末に仲のいい先生と買い物や外食をしに行ったり、フィリピン人講師何名かとバドミントンをしに行ったりして、英語を話す量がとても多かったと思います。

 

(フィリピン人と一緒に外出する事で超ローカルな所も連れていってもらえます♪)

 

一緒に休みの日を過ごしながら、彼らの英語での言い回しやよく使われる会話表現が自然と頭にインプットされ、コミュニケーションを通して効率的にアウトプットのトレーニングを繰り返すこともできました

 

natsu
natsu

時間はかかるかもしれませんが、アウトプットの量を増やすことで自分の言いたいことを瞬時に英語に変換することができ、自分の口からもスピーディーに英語が出てくるようになります

 

ポイント⑥ 自分に合った授業形式、授業数を選ぶべき

フィリピン留学はマンツーマン、また4−5名のグループ授業がメインです。

学校によっては、授業の数が少ないところもありますし、朝から夕方まであるところもあります。また、学校によってはオプションで授業の数を増やすこともできます

natsu
natsu

自分の目的に合わせて、授業の数を決めましょう。

 

雑談ですが、最初のグループクラスを行うと、一緒にグループクラスを受講する生徒の国籍を見ることができますよね。その際にたまに全ての生徒が日本人というケースがあります。

 

そういう時は、学校に相談してクラスを変えてもらうことができます。(エージェントによっては留学前でもそういった希望条件を聞いてくれるところもあると思います)

 

私も多国籍の人達が集まるグループクラスに変えてもらっていました。

私を含め、大半の人が同じ国籍同士で英語を使ってコミュニケーションをとるということに抵抗があるかと思います。違う国籍グループでレッスンを受けることによって、自分からももっと積極的に英語を使って授業を受けることができます。

 

それに、グループクラスで友達を作るケースがほとんどなので、そういった繋がりから、週末に一緒に遊びに行ったりと友達の輪を広げることができ、更に英語を話す機会が増えます!

 

natsu
natsu

一石二鳥どころか一石三鳥ですよね。

 

ポイント⑦ 渡航前にある程度事前学習しておくこと

このポイントは見落としがちですが、結構大事です!

 

フィリピン留学のいいところは英語をアウトプットをする環境が整っている、また、自分が今まで間違えていた文法の使い方を改善することができます。

 

しかし、基礎が全くない状態では、留学という限られた時間の中で、1から沢山のことをインプットすることに集中してしまい、自分の努力を最大限に発揮することは難しいです
(↑期間内に結果を出すのが難しいということです)

 

また、授業も全部が英語で解説されるので、理解するのにすごく時間がかかります。

日本に居ながらできる単語の暗記、簡単な文法学習は事前にやっておくことがいかに大事か多くの人が実感しています!

 

日常会話で使われる英語は、大半中学レベルの英語が多いんです!中学でやっていた基礎の英語をしっかり事前学習しておくことで、それらを留学中にアウトプットでき、一気に上達しやすくなります!

 

natsu
natsu

何も準備しないで留学に行くのは本当に勿体無いし、留学期間中にしか出来ないことに集中した方が効率的です!

 

私の事前英語学習方法

実際に私がフィリピンへ渡航するまでにやっていた英語学習を紹介します。

私が留学前にやっていたことは、

  • 単語帳一冊(6周ほど繰り返しました)
  • 高校の時に使っていた文法書
  • スカイプ英会話に登録してスピーキング練習

 

単語帳を繰り返す

私が使っていた単語帳はこちら。


データベース 4500 完成英単語・熟語 [5th Edition]

natsu
natsu

データベースは結構有名なやつですよね!

毎日できる限りたくさんの単語を暗記し、それを何周も繰り返しました。最後にはボロボロになったくらい使い切りました。

文法書も繰り返す

使っていた文法書はこちら。


英文法・語法Vintage

高校で使っていた文法書をそのまま使っていました。左ページに設問、右ページに解答・解説が載っていて使いやすかったです。

natsu
natsu

インプットに関してはこの2冊のみを使ってました!

スカイプ英会話でスピーキング練習

スピーキングやリスニング力を付けるためにオンライン英会話もやっていました。

私がやってたオンライン英会話の講師はフィリピン人でした。最初は「ネイティブじゃなくても大丈夫なのかな?」と正直不安だったのが本音。

 

でも無料体験をやってみて、英会話を仕事にしているフィリピン人講師の方々は、教え方も上手で、ネイティブに比べるとゆっくりと聞き取りやすい英語を話すので、正直驚きました。その後もフィリピン渡航のギリギリまでオンライン英会話を継続しました。

 

無料体験レッスンがあるオンライン英会話

オンライン英会話はオススメですが、人によっては合う合わないがあるかもしれません。その場合は、無料体験レッスンが受けられるものも沢山あるので自分に合うか試してみるのもいいかと思います♪

 

無料体験レッスンがあるオンライン英会話をいくつか紹介します。

natsu
natsu

無料なのでやってみる価値はあると思います。

QQEnglish
  • 日本語でのサポートも充実
  • 24時間好きな時にレッスンが受けられる
  • 講師の質が高いと評判がいい




無料体験お試し▷▷英会話を教師の質で選ぶなら【QQ English】

 

ウィリーズ英語塾
  • 無料レッスンが2回受けられる!
  • 1回のレッスン時間が50分と、他のオンライン英会話より長い
  • ビジネス英語にも対応




無料体験お試し▷▷オンライン英会話のウィリーズ英語塾

 

Universal Speaking
  • 複数の国籍講師とレッスンを受ける事ができる
  • IELTSにも特化している
  • 日本人講師もいるので初心者の型でも安心




無料体験お試し▷▷Universal Speaking

 

 

ということで今回は以上です。

せっかくの留学生活、自身の目標達成に向けて頑張りながら、有意義なフィリピン生活を楽しんでください!

 

▼関連記事

>>>フィリピン留学で英語が伸びない人の共通点

 

あわせて読みたい

>>>私が高校卒業後に日本の大学進学ではなく海外留学を決めた理由。【留学決意①】

>>>なぜフィリピン留学?高卒でフィリピン留学という決断に辿り着くまで。【留学決意②】

 

タイトルとURLをコピーしました