こんにちは、香港在住のNatsuです!
香港入境時に『陰性』が確認でき、2021年1月8日〜28日(29日にチェックアウト)まで、ホテルでの21日間の隔離生活を過ごしました!(香港到着日が隔離1日目と数えられるので、21泊間の隔離生活でした)
※この記事では、2021年1月8日のコロナ禍真っ最中に日本→香港渡航した後のホテル隔離について記録しています。現在の香港入境後の隔離期間は変わっていると思いますが、これから異国に渡航してホテル隔離を控えている方の参考になれば嬉しいです!
以下の記事では、コロナ禍での日本→香港入国までの記録(香港国際空港でのコロナ検査、隔離ホテル移動)についてご紹介しています。
香港の強制ホテル隔離期間は21日間(2021年1月時点)
2021年1月時点では、香港に入国する全ての渡航者はホテルで21日間隔離をしなければなりませんでした。隔離ホテルは政府が指定した指定隔離場所リストの中から自分で選ぶことができ、日本出国前に予約する必要があります。(予約証明書なしでは日本出国できません)
追記:2022年6月時点での入境後の隔離期間は7日間または14日間です。
隔離期間中は、ホテル到着後に起動させた『StayHomeSafe』アプリと、空港で装着されたリストバンドが連携して、居場所が24時間監視されるようになります。
StayHomeSafeアプリをダウンロード↓
StayHomeSafe App
無料posted withアプリーチ
ホテル隔離生活ってどんな感じ?
私が泊まった隔離ホテルはDorsett Tsuen Wan。
1泊3食付きで700香港ドル(約9,000円)、21泊で約20万円ほど(泣)。
本当はもう少し安いところを選びたかったのですが、安いところはすごく狭くて椅子と机が無いところも多々(香港あるある)。。隔離期間中にも仕事があったので、椅子と机は必要不可欠。
また、香港に住んでいる彼の家がホテルから近いということもあり、何か必要なものがあれば簡単に届けてもらえる。という理由でこのホテルに決めた(笑)
※ホテルによって差し入れ・デリバリー不可の所もあります
ルームキーは1回きり使用可能で、それ以降は2度と使えません。また、チェックインでもスタッフから
部屋の外には監視カメラがあります。部屋から一歩も出ないように!
と指示を受けました。
飲み水は、380mlのボトルが21本あるだけで、これ以上は部屋にある電気ケトルでお湯を沸かせとのこと。
水を追加で貰えないことにビックリ(笑)
水道水ってお湯で沸かしてもあまり美味しいとは言えない… なのでティーバッグを大量に持ってきて正解でした!そして部屋には紙コップ3つが置いてあるだけだったので、持ってきたスタバのマグカップも大活躍。
バスルームも結構綺麗。
念のためにと持ってきた洗濯用洗剤、食器洗い洗剤、スポンジ、激落ちくんが意外と役立って毎日使いました。
ホテルの食事
ホテルは1泊3食付で、ホテルスタッフが毎食部屋まで届けてくれます。このホテルでの食事のデリバリーの開始時間が朝食が8時、昼食が13時、夕食が19時で、ホテルスタッフが部屋をノックし、ドアノブに弁当がかけられるという隔離ならではのデリバリー方法。
メニューは最初から決まっており、毎日出てくるものは変わります。
隔離生活が開始して最初の食事はこんな感じ↓
朝食
昼食
夕食
炭水化物のパーティです。正直お腹一杯になりません(笑)
念のためと日本から持ってきたインスタント味噌汁もここで活躍。もっと持ってこれば良かったと後悔。
外部からのデリバリー
外部からのお届け物はフロントスタッフに渡してもらい、スタッフが部屋のドアノブにかけておいてくれます。
ありがたいことに私の香港人彼からフルーツ、5Lの水とインスタントラーメン、そして大学の友人からもたくさんスナックが届きました。
「周りに恵まれているな〜」とほっこり気分。これで隔離生活頑張れました。
タオル交換・トイレットペーパー追加
隔離中は誰とも接触することができないので、ハウスキーピングによる掃除もありません。タオルの替え・トイレットペーパー・テッシュ・他アメニティなどは週に2回レジ袋に入った状態で部屋の外に届きます。
ゴミや使用済みのタオルは、袋に入れて部屋の外に置いておけばスタッフが片付けてくれるという、良く言うと至れり尽くせりな生活(笑)
持ってきて良かったもの
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ティーバッグ
- Kindle本
- インスタント味噌汁
- 食器用洗剤・スポンジ
- 洗濯用洗剤
- もこもこ靴下(この時は冬。香港ホテルには暖房がなかったので必需品でした)
- マグカップ(部屋にあるのは紙コップ3つのみ)
- 激落ちくん(洗面台掃除用)
- 卓上カレンダー(隔離終了まで後どれくらいかすぐ確認できる為)
必要なものはほとんどあるのでそんなに困ったことはありませんが、あったかいパジャマ持ってこれば良かった〜。最初の1週間は気温が10度以下まで下がり(当時は冬)、部屋に暖房もなくてダウンジャケット着て寝てました(涙)
※香港あるあるで暖房は無いところがほとんど!
あと爪切りとふりかけも持ってきてなかったのですが、あったら便利だと思います。
まとめ
こんな感じでホテルは結構綺麗でwifiも完備されていて、特に不便なく過ごせました。
ただ、隔離1週間が過ぎてから感じたのは、外の空気が吸えないのが少しストレスだということ。
部屋には大きな窓ガラスが付いてましたが(開けられないけど)、目の前・斜め向かいの景色はホテルの客室になっていてカーテンもあまり開けられない状態(笑)建物高すぎて太陽もブロックされ、お昼でも部屋が暗く感じました。
ベランダとか付いてたら嬉しいな〜
とか無い物ねだりすることもありましたが、21日間部屋から一度も外に出れない生活はなかなか出来ないので、ある意味いい体験ができたのかな、と今では思います(笑)
こんな感じで、私のホテル隔離生活の記録は以上!参考になりましたら嬉しいです♪
就職活動について
>>香港の就活事情|書類選考から2週間のスピード内定(新卒)【就職活動/体験談①】
>>海外長期滞在に向けて日本出発前の渡航準備や公的手続き【就職活動/体験談②】
コロナ禍の海外渡航について
>>コロナ禍、日本→香港入国までの記録(コロナ検査、ホテル隔離)【香港渡航/体験談①】
>>コロナ禍、21日間のホテル隔離生活【香港渡航/体験談②】(当記事)