こんにちは、natsuです。
私は高校卒業後に日本の大学進学ではなく、海外留学をしました。
なので今回は、私が何故周りと同じように日本の大学に進学せずに海外留学を決めたのか、というのを紹介します。
結論から言うと、大学受験から逃げたかった、っていうのが本音です。
はっ?逃げかよ、って思う方もいるかもしれませんが、その時の決断そして行動は自分の人生を180度変えてくれたとあの時もそして今でも思っています。
今現在高校進学もしくは大学進学を迷っている方、また海外留学を迷っている方に少しでも共感していただいたり、後押しできたら嬉しいです。
「大学進学」という言葉がストレスだった高校時代
私の通っていた高校は大学進学率が高く、地元では進学校として知られていました。いわゆる、本気で大学進学を目指す人達が集まるような高校でした。
私も中学の時は特に将来決まっていなかったし、いい大学に行くならこの高校に入るべきだと思い、そのまま受験して進学しました。
合格した時は素直にめちゃめちゃ嬉しかったし、そして受験の開放感もあって高校生活を楽しみにしていました。
ただ、、、
「大学進学を目指す進学校」=(名前の通り)高校入学当初から大学受験の話が始まり、
「大学受験」という言葉は催眠術にように高校一年生の時から洗脳されていました。
私は中学までずっとバスケ部に所属していて毎日バスケのために生きてきたといってもいいくらいバスケに専念していました。それがこの高校では勉強メインなので部活時間が制限されており、大会に出られる回数も決まっていて、本当に自分が好きなことを奪われた気分だった。
もちろん他の生徒にとっては、ちゃんと大学進学という目的があり、夢があり、この高校が合っていたかもしれない。
ただ私には毎日が苦痛で勉強もどんどん嫌いになり、テストでも赤点を取るくらいでした。なのにクラスメイトは成績優秀な子ばかりで教室にいるのも辛かったです。
進路も特にコレというのが決まらない高校3年時
高校3年生になると土曜日も模擬試験のために学校に行っていました。
当時は人を助ける仕事がしたい、でも給料も高いほうが良い、という安易な考えで看護師になろうかな、と薄々考えていました。(今になれば自分も苦しいのに人を助けるなんて出来るはずがないのに周りに流されていたのだと反省)
高校3年の春から夏にかけて、県外の看護学校にまでオープンキャンパスに行ったりもしましたが、やはり本気ではないので惹きつけられるはずもなくて、だんだん焦りだけが大きくなり、受験する大学も入れそうなところを見つけて適当に選んでいたように思います。
留学決断のきっかけは大学受験からの逃げ?
私の妹が昔から海外に興味があって将来は留学したいとよく言っていました。
それまでは私は「英語なんて日本に住んでいるのに必要がない」と思っていました。
留学帰りのクラスメイト
高校最後の夏休みに入る直前、昨年留学に行って帰ってきたクラスメイトが何名かいました。それと同時に交換留学でアメリカからやってきた高校生もいて、クラスで1ヶ月程過ごすことになりました。
その時にクラスメイトと留学生が笑って会話したり、勉強を教え合っている姿を見て
「は?カッコいいんだけど」
「あの子全然英語話せなかったのに1年でこんなに変わるの?」
「え、自分この1年何してたっけ?」
と衝撃を受けました。
それから『留学』というものに少しずつ意識し始めましたが現実問題、その選択肢があるとは考えられませんでした。
そう言いながら時間が過ぎ、大学受験に意味を見出だせずに、やる気も出ない、その反面、「外国に行って英語を勉強したい」、という気持ちの方が大きくなっていきました。
母に相談してみると、比較的賛成してくれたが、「応援はするけど大学受験だけはしなさい」そして「学費の件もあるしお父さんにも自分の気持ちを話して説得しなさい」と言われました。
私の父は、もちろん大反対。
「それは絶対大学受験からの逃げだ」
「今まで英語にすら興味なかったのに逃げるために行くのか?」
「逃げるためのお金を出せるわけないよ」
父が言っていたことは確かに正しかった。留学、ましてや英語にも興味がなかった私がいきなり大学進学を諦めて外国に行くと言っても説得力が全くありませんでした。
反対されても、次第には「海外の大学に行く!」と心の奥で決めていました。
父親を説得するべく、納得させるためのプレゼンをするために一人で時間がある度にはインターネットで海外留学について調べたり、留学に関しての無料パンフレットを見つけては取りまくった。
調べて行くうちに海外大学への憧れがどんどん大きくなっていった。
密かに留学は決めたが、現実はそう甘くない
ただ当時は英語を勉強するとなると、やっぱり主流のアメリカやカナダ、イギリス等がメインで資料も大半がそれらの国を紹介していました。
そこで問題発生、、、、
学費が高すぎる!
(私は別にお金持ちの家庭で育っているわけではなく、世間からすると本当に普通の普通のただただ普通の「一般人」ですww。)
留学をすることがこんなに高くかかるとは、当時は知らなかったので一気に夢を壊された感じでした。それに私の高校はバイト禁止で、お金のない私は留学に行くのも両親の費用サポートが必要でした。
案の定母も「こんな学費出せない」と一言。
それでも諦められない私は、数件の留学エージェントなどにも電話を通して相談していました。(人見知りな私が問い合わせの電話をするなんて、当時は考えられない行動でした。)
オーストラリア留学を考え始める
留学エージェントに相談しながら、オーストラリアの田舎にある大学が比較的安めと紹介され、とにかくそれだけで「よし、ここにしよう」と決め、オーストラリアの大学についてまた調べ始めました。
オーストラリアの大半の大学に入学するためには、IELTS(アイエルツ)という英語検定資格が必要で、大学進学前には
必要な基礎の英語や知識を学ぶ大学進学準備コース(ファウンデーションコースと言われる)というのに入らなければならないとのこと。
まずIELTSって何?ってなりますよね。
IELTSとTOEFL両方とも世界的にメジャーであり、海外大学への進学を目指す場合に必要となる英語力を証明するテストですが、留学したい国、入学したい学校によって、どちらかしかスコアが認められない場合もあります。
ここまででわかったことは
オーストラリアの大学に入るための道のりが長い、、、
それから高校3年生の夏休みに入り、私の周りは大学受験に追われながらも私はオーストラリア留学について日々模索中。
まとめ
はい!ということで私はただただ大学受験から逃げたかったという(多分普通じゃありえないと思われる)理由で、高校卒業後に海外留学を決めました。
この記事を見るだけでは、「じゃあ筆者のnatsuはオーストラリア留学に行くんだ」と思われる方もいるかもしれませんが、実はフィリピン留学に行くことになります。
フィリピン留学を決断したことについてはこちらの記事からご覧ください!