こんにちは、香港在住のNatsu(@nacchan_hk)です。
前回の記事で、香港の様々なスーパーマーケットについて書きました。
その記事で、普通の地元スーパーよりも新鮮で安く食材が買えるWet market(市場)がオススメですよ〜とご紹介したのですが、
通じない広東語が飛び交ってて、どうやって食材を買えばいいか分からないから行くのに勇気がいる…
という方もいるかと思います。私も最初は怖くて興味すらありませんでした。
ですが、慣れるとそんなに怖い場所ではありませんし、むしろ現地の活気溢れる生活感が生で見られて結構面白いですよ。
私は、香港在住5年目にしてやっとWet marketの魅力がわかったのですが(笑)もっと早くから行っとけばよかったな〜と本当に思います。
ということで今回は、Wet marketの魅力をお伝えしながら、広東語が通じなくてもストレスなく食材を手に入れる方法をお伝えできればと思います。
Wet marketとは!?
香港の街中を歩いていると、野菜やフルーツが小売り店舗で売られているのをよく目にします。
中でも有名なのが香港政府ビルの敷地内の市場で、種類が豊富な野菜やフルーツ、そしてお肉、魚、甲殻類などいろいろな種類の店舗が一ヶ所に詰まっています。
こういった生鮮市場は広東語では街市(ガイシー)、英語だとWet market(ウェットマーケット)と呼ばれています。
Wet marketをおすすめする理由
✔︎ とにかく安い!
Wet marketで売られている食材はとにかく超安いです!
香港の地元スーパーでも、野菜やフルーツは安く手に入るのですが、Wet marketは更にもっと安いです。
下記食材全てWet marketで購入したのですが、野菜だけでトータルたったの30HKD(約410円)!(卵はお値段忘れちゃいました涙)
お肉はこんな感じ↓で部位ごとに塊でぶら下がっていて、現地の方々は「〜gください」、「〜香港ドル分の量をください」とお伝えして購入するらしいです。
ですが、下記のようにパックされているのもあるので、広東語を話さない私でも簡単にお肉が買えます。
ただ、Wet marketだとg数が書かれてないのが多いので、大体のみた感じの量で選んでます。
Wet marketとスーパーの食材の値段を比べてみると圧倒的にWet marketの方が安いです。
Wet market | Wellcome(地元スーパー) | |
卵 | 11HKD/10個 ;1個1.1HKD(約16円) | 23HKD/12個 ;1個1.92HKD(約28円) |
人参 | 5HKD/2個 ;1個2.5HKD(約36円) | 11HKD/1個 ;1個11HKD(約157円) |
玉ねぎ | 5HKD/2個 ;1個2.5HKD(約36円) | 8HKD/2個 ;1個4HKD(約57円) |
アボカド | 20HKD/5個 ;1個4HKD(約57円) | 29HKD/4個 ;1個7.25HKD(約103円) |
マンゴー | 20HKD(約280円)/4つ ;1つ5HKD(約70円) | 10HKD/1つ ;1つ10HKD(約142円) |
豚肉の塊(約250g) | 20HKD/1パック ;1パック20HKD(約280円) | 32HKD(約460円)/1パック ;1パック32HKD(約460円) |
アスパラガス | 10HKD/1束 ;1束10HKD(約140円) | 15HKD/1束 ;1束15HKD(約210円) |
※値段は店舗によって変動あり
私の大好きな南国フルーツも日本だと高いイメージですが、香港のWet marketでは安く買うことができるので頻繁に食べています。
✔︎ 新鮮なものばかり!
また、安いのにスーパーの食材よりも新鮮に見えるというところも、Wet marketおすすめポイント!
採れたての野菜や活きてる魚介がいっぱい置かれているので、「毎日の食材はWet marketで購入したほうが良いのではないか」、と毎回思うのですがWet marketは夕方には閉まる所が多いので仕事帰りに行けないというのが苦ですね。
なので私は、週末の朝を使って近所のWet marketで買いだめします♩
Wet market行くならコレ知っておくと便利!
値段の見方
数詞は色々あると思いますが、下記3つだけ覚えておけば大丈夫だと思います。
数詞(広東語) | 意味 |
份 | 1セット、1皿分 |
個 | 1個 |
扎 | 1束 |
※『〜元』はHKD(香港ドル)という意味になります。
<份=1セット、1皿分>
下の写真で例えると、真ん中のアボカドが20元/份と記載されてますが、1皿に5個のアボカドが乗っているので、これは5個(1セット)で20香港ドルという意味です。
右側のキウイは35元/份なので、3個(一皿分)で35香港ドルになります。
下記の野菜も同じく、赤色の箱に入っている一箱分の野菜が10香港ドルとなります。2束ほど入っているのですが、それが10香港ドル(約140円)で買えるのは安い!!
<個=1個>
『個』はシンプルに日本語と同じ意味となります。
ちょっと見にくいのですが、例としては下記の卵が11元/10個なので、直訳して10個で11香港ドル(約156円)となります。
<扎=1束>
下記のアスパラガスは、10元/扎と記載されていますが、これは1束10香港ドルとなります。
もしくは3束で25香港ドル(25元/3扎)。いや〜安すぎて感動。
あとは欲しいものを指で指したり、欲しい分の数を指で伝えればなんとかなります!
支払いはほとんど現金
ほとんどのWet marketでのお支払いは現金のみなので、ATMでお金をおろしてから行きましょう。
いくらくらい現金を用意しておけば良いの?
ということですが、200香港ドル持っておけば結構な量が買えます!
場所によっては夕方には閉まる
場所によって変わってくるのですが、Wet marketの営業時間は6AM~8PMと言われています。
ですが、夕方6時ごろに閉まる所が多く、香港人の方でもいつ閉まるか分からないほどです(笑)
なので朝の時間帯に行くのが一番おすすめかな〜、と思います♩
まとめ
Wet marketには魅力がたくさん詰まっています!
一番の魅力は値段が安い!っていうことなのですが(笑)やっぱり日本では見られない野菜やフルーツにも出会うことができますし、魚介・肉・野菜などが一ヶ所に集まって売られてる市場はとても活気があふれているので見てるだけでも面白いですよ〜。
香港に住まれている方、もしくは旅行に行く機会がある方はWet marketを見かけたら是非立ち寄ってみていただきたいです!
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